掘り出しもんだワ

@EVOklanのツイッターに書ききれない話

EDHをはじめてみよう!

どうも ぷーたんです。

細々とカードゲーム続けてます。最近はヴァンガードしたり、chaos tcgしたり、MTGのフォーマットの一つであるEDHをやっています。

今回はタイトル通りですが、EDHというMTGの特殊ルールが面白いと私の中で評判なので、全人類遊んでくれというお話です。

 

1.まずはEDHとはなんぞやというお話です。

Wikipediaより引用。

統率者戦(旧エルダー・ドラゴン・ハイランダー、旧EDH、旧司令官戦)は、マジック・ザ・ギャザリングのカジュアル変種ルール(フォーマット)のひとつ。

統率者戦ではいままでに発売されたすべての基本セットとすべてのエキスパンションの禁止されていないカードが使用できる。 入門セット(ポータルなど)のカードやプロモーションカードも使用可能である。

統率者戦は他のフォーマットとは異なり、プレイヤー間の勝敗よりも、プレイヤーが体験を共有することや、デッキ構築とゲームプレイを通して自己を表現することが重要視される。これは「統率者戦は楽しむために存在する」という考えが前提として存在するためである。


統率者戦のデッキは、通常、統率者1枚とメインデッキ99枚から成る。

統率者には、「伝説の」という特殊タイプをもつクリーチャー、または統率者にできる能力を持つプレインズウォーカーを選択できる。この時、互いに「共闘」を持つ伝説のクリーチャーかプレインズウォーカー2枚を統率者に選択することもできる。この場合、デッキは統率者2枚とメインデッキ98枚から成る。

統率者戦のデッキはハイランダー制に近いルールで組まれる。つまり、基本土地を除く全ての同じカード名を持つカードは、1枚までしかデッキに入れることが出来ない。ただし、「何枚でもデッキに入れて良い」といったような効果を持つ、枚数制限を無視するカードはこの限りではない。

また、統率者戦には「固有色」と呼ばれる概念が存在する。固有色とは、そのカードの色に、そのカードのマナ・コストとルール文章に含まれるマナ・シンボルの色を加えたものである。

 

簡単に言うと伝説のクリーチャーというカテゴリから好きなクリーチャーをリーダーにして、リーダーと同じ色のカードかつ、カードは一種類につき1枚のみで100枚のデッキを組んで遊ぶゲームということです。

f:id:EVOklan:20210711193053j:image
f:id:EVOklan:20210711193044j:image
f:id:EVOklan:20210711193048p:image
f:id:EVOklan:20210711193038p:image

 

2.どうやって遊べばいいの?

気になる場合は、動画でどんなゲームなのか見てみたり、やってる知り合いがいたら見学や、体験として実際やらしてもらうのが一番だと思います。

 

3.でもお高いんでしょ?

普通に高いです。だからこそ、一度見てもらうことを重視します。ブースタードラフトとかボードゲームが好きな方はたぶん向いてると思います。

 

4.デッキレベル

EDHにはデッキレベルと呼ばれるものがあります。

f:id:EVOklan:20210711193314j:image

公式より。

 

楽しむと言う意味なら3-6同士のデッキで遊ぶのがおすすめです。

7以降となると強いカードも多く、デッキ自体が高い上にゲームがすぐに終わることも多くなります。

 

5.実際に組んでみる。

まずは色と統率者を決めましょう。自分がやりたいことを明確にしていき、楽しそうな統率者を選ぶのがおすすめです。特に初心者の方には値段的な意味と使いやすさ的な意味で2色の統率者がおすすめです。

次にある程度予算を決めましょう。1枚あたり1000円で見ても10万円かかるゲームです。

組んでみたい統率者を決めたら、インターネットで見てみましょう。

この令和の時代。いくらでもレシピは出てきます。

 

6.予算より高いんだが???

デッキレシピからデッキを組むと予算をオーバーする場合も多いです。

高いカードを順に見ていって、切れる部分を切ります。

特に強力無比な土地カードであるデュアルランド

f:id:EVOklan:20210711194250j:image

強力汎用カードである魔力の墓所や厳かなモノリス 、モックスダイヤモンドなどはあれば嬉しいが無くてもいいカードとなるので、デッキの核となるカードや安い無色の汎用カードなどで穴埋めしましょう。

f:id:EVOklan:20210711194625j:imagef:id:EVOklan:20210711194630j:imagef:id:EVOklan:20210711194634j:image

土地の話に戻りますは今はフィルターランドやM10ランド、チェックランドやペインランド。非常に使い勝手の良いクラウドランドなども安く売っているので、デュアルランドの必須性はだいぶ少なくなったかと思います。

f:id:EVOklan:20210711194840j:imagef:id:EVOklan:20210711194822j:imagef:id:EVOklan:20210711194936j:imagef:id:EVOklan:20210711194941j:imagef:id:EVOklan:20210711194949j:imagef:id:EVOklan:20210711195159j:image

 

7.デッキについて

先程、デッキレシピを見て組んでみるという話をしましたが、実際に100枚のデッキを組んでみると、想像以上にやりたいことがわからない部分が出てくるかと思います。

通常のカードゲームのデッキは1種類のカードを複数枚デッキに入れるため、やりたいことの動きが明確に見えますが、100枚のバラバラのデッキという性質上、組んだ人間の意図がわかりにくいゲームなのです。

ですから、何度も回し、いろんな経験と一緒にどんどんデッキの理解が深まっていく楽しみがあります。

慣れてきて、楽しくなってくると、自分でストレージやカードショップを探し、相性の良いカードを見つけ出す楽しみも出てきます。

最初はコピーだったデッキが少しづつ時間をかけて試行錯誤し、あなたのデッキに変わっていきます。

時に10万円のカードよりもストレージの100円のカードの方が強いゲーム。

それがEDHです。

 

8.最後に

EDHは独特のフォーマットです。

デッキとプレイヤーが一緒に成長して、馴染んでいく。試行錯誤しながらあーでもない、こーでもないとカードを選んでいく楽しみ。思いもよらないカードがとんでもなく強いという楽しみ。

他のカードゲームではなかなか味わえない、初心者的な気持ちが、ずっと続いていくという珍しいカードゲームだと思います。

大きな買い物になりやすいのでなかなか始めにくいかと思いますが、環境さえ許してくれるなら是非とも体験してもらいたいフォーマットなのです。